線分図
線分図とは
このサイトでもすでに何度か使ってきましたが、線分図とは、数量の関係を線で表して、関係を目で見てわかるようにした図のことです。 特に文章を読むのが苦手な人にとっては、とっても頼れるすごいやつです。 例えば、「お茶のペットボトル500mLは、牛乳パック200mLより何mL多いか」という問題が出たとき、線分図を書いてみると、
300mL多いということが、目で見てわかります。もちろんこんな単純な文章ならば、線分図を書かなくても「500mL-200mL」という式を作れると思いますが、複雑な文章が出た時のために、線分図はしっかりと書けるようにしておきましょう。
線分図の書き方
線分図は、「問題文を読んでみたけど、何を言っているのかよくわからない。」と思ったときはとりあえず書いてみろというくらい、いつでもどこでも使える便利なやつです。
問題を読んで「わからない。」と言う前に、まずは線分図を書く努力をしてみてください。
「線分図も書けない」という状況ならば、もっと簡単な問題で線分図を書く練習をしてから、もう一度トライしてみてください。
解説や、先生が説明のために書いてくれた線分図を見て、「自分も線分図が書ける」という気になっている人も多いですが、実際に自分で書いてみなければ絶対に書けるようにはなりません。
「見る」だけではなくて、必ず「書く練習」をしてください。
線分図を書くときに一番気をつけるのは、線の長さです。最低でも、「どっちが長いか」くらいは正しく書きましょう。できれば、「どれくらい長いか」も考えて書けるとより良いです。
線分図は、数や量を考えるときも便利ですが、実は「比」の問題で大きな力を発揮します。次のページからは、線分図を使うと非常に便利な問題を解いていきましょう。
それでは線分図をまとめます。
まずは、お店の話からです。
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